母乳が出にくい母親の代わりに、寄付された母乳(ドナーミルク)を小さく生まれた赤ちゃんに無償提供する「母乳バンク」の全国2カ所目の施設が1日、東京・日本橋の育児用品メーカー「ピジョン」の本社内にオープンした。

 別の母親からのドナーミルクをクリーンブース内で殺菌処理するなどし、要望に応じて新生児集中治療室(NICU)などを持つ連携病院に届ける。年間約2千リットル、約600人分の提供が可能という。

 日本には提供対象の赤ちゃんが年間7千人ほど生まれているとされる。施設の運営は「日本母乳バンク協会」で、同協会は2017年、東京都江東区に全国初の母乳バンクを設けた。