【ロンドン共同】欧州連合(EU)統計局が1日発表したユーロ圏19カ国の8月の消費者物価指数(速報値)は、前年同月比0・2%下落だった。同指数が落ち込んだのは2016年5月以来4年3カ月ぶり。新型コロナウイルス感染症の流行に伴う原油需要の縮小で、エネルギー価格が下がったことなどが響いた。

 ユーロ圏の物価上昇率は新型コロナの影響もあって低い水準が続いていたが、マイナスに転じたことでデフレに陥る懸念が強まったと言えそうだ。すでに大規模な金融緩和を実施している欧州中央銀行(ECB)が追加策を講じるかどうかが注目される。