大手百貨店4社が1日発表した8月の既存店売上高(速報)は、前年同月の実績と比べて約1~3割の減少となった。新型コロナウイルスの感染再拡大で、都市部の店舗を中心に客足が鈍化したことが響いた。

 大丸や松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングと三越伊勢丹ホールディングス(HD)がそれぞれ7月と比べて減少率が拡大。高島屋は小幅ながら改善し、そごう・西武は1桁の減少にとどめた。

 J・フロントは29・4%減、三越伊勢丹HDは23・4%減、高島屋は18・2%減、そごう・西武は8・8%減だった。

 そごう・西武は、閉店セールの好調が売り上げを下支えし、減少幅を抑えた。