和歌山県太地町で1日、イルカや小型クジラの追い込み漁が解禁された。県警が反捕鯨団体の活動を警戒する中、地元漁協に所属する「太地いさな組合」の漁船が太地漁港を出発した。

 午前8時50分ごろ、沖合約12キロで群れを見つけ、同町の畠尻湾へ追い込んだ。捕獲したのはバンドウイルカ3頭とハナゴンドウ1頭で、いずれも体長約3メートル。伝統の漁は来年春まで続く。

 地元漁協の貝良文専務理事は「初日から漁獲があり、幸先のいいスタートだ」と喜んだ。

 期間中、県警は町内に現地警戒所を開設し、24時間常駐。第5管区海上保安本部(神戸)も港近くに臨時駐在所を置いた。