東京都中野区のアパートで住人の洋菓子店店員野口麻美さん(38)が殺害された事件で、司法解剖の結果、背中や首、顔など計23カ所を刺されていたことが1日、警視庁への取材で分かった。背中の傷が肺まで達したことによる失血などが死因だった。

 警視庁は殺害後に自殺したとみられる元交際相手の男(34)が、交際を巡るトラブルなどから恨みを募らせ、執拗に野口さんを襲ったとみて殺人容疑で経緯を調べる。

 捜査関係者によると、男が乗っていたレンタカーからは凶器とみられる刃物が、野口さん宅の台所からは殺害する際に着用していたとみられる手袋が、いずれも血の付いた状態で見つかった。