群馬県沼田市の買い取り販売店で昨年10月、店員の男性を殺害して現金や商品を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた無職高橋茂喜被告(29)の裁判員裁判で、前橋地裁は31日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

 水上周裁判長は判決理由で「借金の督促で金に困ったとの身勝手な動機に、酌むべき事情はない」と指摘。殺意はなかったとする弁護側の主張を「被害者の傷の深さなどから、殺意は強いと認められる。被告の供述は傷の形状と矛盾し、信用できない」と退けた。