カニの水揚げ日本一の鳥取県境港市の境港で31日、主力のベニズワイガニの出漁式が開かれた。初水揚げは当初、9月7日ごろの見込みだったが、台風9号の影響で10日ごろになる見通し。漁は来年6月末まで続く。

 市によると、新型コロナウイルスの影響を受け、飲食業界などでベニズワイガニの需要が落ち込んでいる。平均単価が下がり、今年6月までの昨シーズンは、その前の漁期と比べると、水揚げ金額はほぼ半減の約18億5千万円だった。

 例年は式典会場の周辺に漁船が勢ぞろいし、家族や保育園児がにぎやかに見送るが、今年は新型コロナのため分散し出港した。