新型コロナウイルスの影響で、密接や密集を避けて自然豊かな旅先で働く「ワーケーション」への関心が高まり、各地で受け入れ態勢の整備が広がる。旗振り役の環境省は、国立公園にある宿泊施設やキャンプ場に対し、Wi―Fi設置費用の補助などで支援。ただ、感染収束の見通しは立っておらず、担当者は「実際に受け入れ始める時期や方法は柔軟に決めてほしい」と話している。

 日光国立公園にある中禅寺金谷ホテル(栃木県日光市)は客室とは別に最大3人が利用できるワーキングスペースを設ける。担当者は「午前中は働き、午後は家族と一緒にトレッキングやカヌーを楽しむプランを提案したい」と語る。