NECソリューションイノベータ(東京)が、日本酒の製造過程で記録したアミノ酸量などの数値をグラフ化し、杜氏の技術を若手に伝承する支援システムを開発、普及を進めている。2018年のサービス提供開始から酒造会社6社が採用。新型コロナウイルス感染症対策で、酒蔵で働く職人の数を制限しても、在宅で仕込みの状況が把握できると好評だ。

 酒造会社の多くは、工程ごとの成分、貯蔵状況を紙や表計算ソフト「エクセル」で管理している。記録を有効活用したいと酒造会社「男山」(北海道旭川市)から依頼があり、両社で実証実験を重ねてシステムを完成させた。