【北京、ソウル共同】米韓両軍の合同指揮所演習が28日、終了した。演習は18日に始まったが、北朝鮮は弾道ミサイル発射などの対抗措置を取らなかった。11月の米大統領選を見据えた計算に加え、新型コロナウイルスや豪雨被害への対応など内政を優先せざるを得ない事情もありそうだ。

 ただ金正恩朝鮮労働党委員長は核戦力の増強を続ける方針を明確にしており、日米韓は引き続き動向を警戒する。

 北朝鮮は昨年夏は新型短距離弾道ミサイルなどの発射を繰り返した。しかし今年は3月29日を最後に弾道ミサイル発射はなく、党や外務省も米韓演習開始後、非難声明などを出していない。