28日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=106円台前半で取引された。午後に安倍晋三首相が辞意を固めたと伝わると市場が動揺し、政治の先行き不透明感から相対的に安全資産とされる円が急速に買われ、一気に下げ幅を縮める場面があった。

 午後5時現在は前日比06銭円安ドル高の1ドル=106円06~08銭。ユーロは68銭円安ユーロ高の1ユーロ=126円12~16銭。

 朝方は米国の低金利政策が長期化すれば米景気が下支えされるとの思惑から、円を売ってドルを買う動きが優勢だった。