安倍晋三首相(65)は28日、官邸で記者会見し辞任する意向を表明した。体調が悪化し、首相の職務を継続するのは困難と判断、退陣を決めた。「安倍1強」を誇った最長政権は2012年12月の第2次内閣発足から約7年8カ月で幕を閉じる。自民党は安倍首相の後継を選ぶ総裁選に関し、9月15日を軸に検討を始めた。「ポスト安倍」候補には自民党の岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官らの名前が挙がっている。

 首相は会見で、8月上旬に持病の潰瘍性大腸炎の再発が確認され、新しい投薬を始めたとした上で「継続的な処方が必要で予断は許さない」と説明した。