経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)は28日、シャープなどに石川県の白山工場を売却する最終契約を結んだと発表した。契約済みの分と合わせ、売却額は計6億7500万ドル(約720億円)となる。シャープには土地や建物を3億9千万ドルで譲渡する。関係者によると、ほかの売却先はJDIの主要顧客米アップル。

 JDIは過剰な生産設備を処分して効率化を進め、経営再建を目指す。収入は白山工場の建設のためアップルから借りた前受け金の残高7億250万ドルの返済に充てる。

 白山工場はアップルのスマートフォン「iPhone」向けに液晶パネルを生産するJDIの主力工場の一つ。