【北京共同】中国国防省の呉謙報道官は27日の記者会見で、緊張が激化する南シナ海情勢を巡り米国が「絶えず挑発を続け、中国の主権と安全を深刻に損なっている」と強く非難した。中国外務省も、南シナ海の埋め立てに関与した中国企業への米制裁は「内政干渉だ」と反発。中国は事態をエスカレートさせたのはトランプ政権だと批判を強めている。

 呉氏は「米国の一部の政治家が大統領選を前に私利のために、米中関係を力の限り破壊し、不測の事態と軍事衝突を引き起こそうと、たくらんでいる」と強調。米軍機や艦船が中国近海に頻繁に往来し「中国へ圧力を加えている」とした。