昨夏の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われ、公判中の河井克行前法相(57)の弁護人は27日、保釈請求を却下した東京地裁の決定を不服として、東京高裁に抗告した。妻の案里参院議員(46)側も26日、同様に抗告していたが、高裁は27日、棄却した。

 河井前法相夫妻は25日の初公判後、3度目の保釈請求をしたが、いずれも退けられていた。

 初公判で夫妻は、案里議員の立候補に絡み、地元議員ら100人に渡したとされる現金について買収の趣旨を否定し、無罪を主張した。