モーリシャス政府当局は26日、日本の貨物船が引き起こした重油流出事故の現場から10~15キロほど離れた海岸で、イルカ14頭が打ち上げられて死んでいるのが見つかったと明らかにした。専門家が解剖し、事故との関連を慎重に調べている。

 地元記者は「この海岸近くで複数のイルカが死んでいるのが見つかるのは、極めて珍しい」と語った。

 国連が衛星データを基に行った分析によると、油は約30キロに及ぶ海岸に漂着したと推定されている。多様な生物が被害を受け危機的な状況にあるとして、モーリシャス政府は7日に「環境緊急事態」を宣言した。(共同)