フェイスブックに不適切な投稿をして殺人事件の遺族を侮辱したとして、仙台高裁が懲戒を申し立てた岡口基一裁判官(54)の分限裁判で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は26日、懲戒が相当と判断し戒告とする決定をした。岡口氏は2018年にもツイッターへの投稿で戒告を受けており、懲戒は2度目。

 岡口氏は東京高裁の裁判官だった15年に都立高生=当時(17)=が殺害された事件に関し、ツイッターに不適切な投稿をしたなどとして、18年に同高裁が厳重注意とした。その後の19年のフェイスブック投稿を巡り、遺族の抗議を受けた仙台高裁が今年1月、最高裁に懲戒を申し立てていた。