【ニューヨーク共同】国連は25日、新型コロナの世界的大流行により、20年の世界の国際観光業による輸出収入は、19年の推定1兆4780億ドル(約157兆円)から最大1兆1700億ドル減少するとの見通しを発表した。減少幅は約79%となる。観光業に携わる1億2千万人の職が失われる可能性があるとしている。

 国連によると、世界のGDPは最大2・8%縮小する。19年の海外旅行客は前年比4%増の15億人に達したが、20年は同58~78%減少する恐れがある。

 観光業は世界全体の輸出部門で燃料、化学に次ぐ3番目に大きな産業。総輸出額の約80%を占める島しょ国もあるという。