日本原燃(青森県六ケ所村)の増田尚宏社長は21日、青森県庁に三村申吾知事を訪ね、同村に建設中の使用済み核燃料再処理工場の完成目標を2021年度上半期から22年度上半期へ1年延期すると報告し「県民に不安を与え申し訳ない」と陳謝した。竜巻防護対策を施した冷却塔の新設が必要になった影響が大きいという。

 青森市で記者会見した増田氏はプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)を燃料に加工する工場(六ケ所村)についても「(22年度上半期の)完成時期を今後精査する」とし、延期の可能性を示唆した。

 当初1997年完成予定の再処理工場は、国の核燃料サイクル政策の中核施設。