北海道寿都町が原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査への応募を検討していることを受け、道の鈴木直道知事は21日、記者会見で「寿都町が応募し、(選定手続きの第2段階の)概要調査に移行する場合は反対の意見を述べる」と表明した。

 鈴木知事は寿都町の片岡春雄町長が当初、9月中に判断するとしていたことについて「わずか1カ月で結論を出すのは拙速」と指摘。「時間をかけ慎重に検討するべきだ。寿都町との対話の中で伝えていきたい」と述べた。

 道は寿都町が応募検討を明らかにしたことを受け、道の条例を理由に慎重に対応するよう求めていた。