日本原燃(青森県六ケ所村)は21日、取締役会を開き、同村に建設中の使用済み核燃料再処理工場の完成目標を2021年度上半期から22年度上半期へ1年延期すると決めた。関係者への取材で分かった。延期は17年12月に続き、時期を明示しなかった例を含め25回目。

 工場は今年7月、国の新規制基準への適合性審査に合格したが、詳細な工事計画の確認や安全対策工事を控えており延期は不可避と判断した。増田尚宏社長が午後に県庁を訪れ、三村申吾知事に報告する。

 再処理工場は、原発の使用済み燃料を化学処理してプルトニウムを取り出し、燃料として再利用する「核燃料サイクル」の中核施設。