【ニューヨーク共同】ポンペオ米国務長官は20日、対イラン国連制裁の全面復活(スナップバック)を求める書簡を国連安全保障理事会に提出し、手続きを開始したと表明した。ニューヨークの国連本部で記者団に語った。イラン核合意を承認した安保理決議に基づき、事実上30日を経て全ての制裁が再発動される仕組み。核合意を離脱した米国には権限がなく無効だとする見方が有力だが、トランプ米政権はイラン包囲網の強化に突き進んだ。

 イスラエルとアラブ諸国との国交正常化交渉に合わせた動き。米国は孤立しており、制裁復活を主張しても各国が従わない事態も想定される。