【ソウル共同】韓国の情報機関、国家情報院は20日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、対米戦略や対韓国政策の一部権限を、妹の金与正党第1副部長に委譲しているとの分析を明らかにした。他の国政の権限も一部を側近に委譲しているとし、正恩氏の負担を軽減する狙いがあると説明した。

 ただ、与正氏は7月27日の朝鮮戦争の退役軍人らを招いた「老兵大会」を最後に公の場に姿を見せていない。今月13日の党政治局会議や19日の党中央委員会総会を報じた北朝鮮メディアの写真や映像でも出席は確認されなかった。理由は不明。