国の特別天然記念物で絶滅危惧種ニホンライチョウの人工繁殖事業に取り組む富山市ファミリーパークは2日、新たに雄のひな1羽が死んだと発表した。7月3日に自然ふ化し、母鳥に育てられていた3羽すべてが死んだことになる。

 パークによると、8月1日から下痢の症状がみられ整腸剤を投与。2日午後には衰弱が激しくなり母鳥から離したが、午後2時20分に死んだ。病気とみられ、研究機関が死因を調べる。パークの担当者は「残念だが、原因究明に取り組み、繁殖技術を確立させたい」と話した。

 同パークでは今年、別の雌も産卵。ふ卵器で温める人工ふ化に取り組んでいる。