全国有数のナシの産地鳥取県で2日、県内産のトップを切って、ハウス栽培の「二十世紀梨」や県オリジナルの「夏さやか」など青ナシのわせ品種の出荷が始まった。3日には地元のほか京都や大阪、広島で店頭に鮮やかな黄緑色の実が並ぶ。

 米子市内の選果場ではマスク姿の選果員約50人が計約6トンを選別。実を手に取って軸を切り、傷の有無や形を見極めた。

 JA鳥取西部によると、4月の交配時期に気温が上がらず、昨年より収量は下がりそう。実は小ぶりだが糖度に問題はない。生産者の長谷川彰一さん(59)は「暖冬に始まり低温、長雨と苦労続き。夏場は日照に恵まれてほしい」と話した。