【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)は19日、世界の今年4~6月期のモノの貿易指数は、過去最悪の84・5との推計を発表した。「歴史的な下落とみられる」としており、新型コロナ感染症の影響を受け、今後も劇的に回復する見込みは薄いとの見通しを示している。

 指数は、100を上回れば貿易が拡大、下回れば縮小を示す。特に減少が目立つのが自動車関連で71・8、航空貨物が76・5となっている。

 WTOは4月、新型コロナの影響で、今年の世界の貿易量が前年比で13~32%減少するとの見通しを発表。減少幅は金融危機の影響を受けた08~09年を上回る規模になるとしていた。