【ニューヨーク共同】広島市出身の被爆者で、反核運動を続けるカナダ在住のサーロー節子さん(88)が7日午前(日本時間同日深夜)、非政府組織(NGO)ピースボート主催のオンラインイベントで被爆体験を証言し、採択3年を迎えた核兵器禁止条約について「時間を無駄にはできない。より多くの国を引き込まないといけない」と述べ、批准国を増やし、早期発効を実現する必要性を強調した。

 サーローさんは「私の人生で、こんなに早く核兵器禁止条約の採択を目にできると思わなかった」と強調。「原爆は医学的にも社会的にも心理的にも、われわれ全員を深く傷つける経験だった」と語った。