政府が31日に閣議決定した2020年版高齢社会白書によると、60歳以上の5人に1人が「働けるうちはいつまでも働きたい」と考えていることが分かった。「70歳ぐらいまで」と答えた人も2割に上った。新型コロナウイルスの感染拡大前の調査で、当時の景気回復を受けた各業界での人手不足も一因とみられる。

 調査は全国の60歳以上の男女3千人を対象に今年1月、訪問により実施。1755人から有効回答を得た。

 「何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか」を聞いたところ、「70歳ぐらいまで」が21・7%、「75歳ぐらいまで」が11・9%、「80歳ぐらいまで」が4・8%となった。