【ロンドン共同】英国のラーブ外相は30日、香港立法会(議会)選挙に出馬を届け出ていた民主派候補12人を香港当局が排除したことを受けて声明を発表、1984年の中英共同宣言で約束された言論や集会の「権利や自由を損なう」行為だと非難した。英中は香港を巡り対立を深めており、中国側の反発は必至だ。

 ラーブ氏は12人が「政治的見解を理由に失格にされたのは明確だ」と指摘、香港当局に共同宣言の順守を改めて要求した。ロイター通信によると、英国統治下の香港で最後の総督クリス・パッテン氏も「言語道断の政治的追放」と強調、国安法が市民の権利を奪うために使われていると批判した。