京都の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の嘱託殺人事件で、逮捕された医師は女性患者と事前に打ち合わせを繰り返し、偽名を使って女性宅マンションを訪れるなど、発覚を防ぐために入念な準備を重ねてきた様子がうかがえる。だが、油断したのか、医師2人の素顔や姿がインターホンのカメラに記録されており、容疑者浮上の契機となった。逮捕から30日で1週間となった。

 捜査関係者によると、大久保愉一容疑者(42)=仙台市=と山本直樹容疑者(43)=東京都=は昨年11月30日夕、京都市のALS患者女性=当時(51)=宅を訪れた。ヘルパーに偽名を名乗り、短時間で現場を後にしていた。