政府は30日の経済財政諮問会議で経済見通しを示した。2020年度の実質国内総生産(GDP)成長率はマイナス4・5%と、昨年12月に示したプラス1・4%から大幅に引き下げた。コロナ感染拡大による経済活動の縮小が景気を直撃する。落ち込み幅はリーマン・ショックがあった08年度(マイナス3・4%)を超え、比較可能な1995年度以降で最悪の水準になる。

 経済見通しは、政府の緊急事態宣言下でコロナの影響が最も深刻だった4~5月を底とし、早期に感染拡大前の水準に向かうとの前提で算出した。民間シンクタンクの予測平均を大きく上回っており、楽観的との指摘も出そうだ。