オウム真理教の後継団体「アレフ」が、団体規制法に基づく国の観察処分を取り消すよう求めた訴訟で最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は、アレフ側の上告を退ける決定をした。29日付。処分を適法と認めた二審東京高裁判決が確定した。

 確定判決によると、公安審査委員会は2000年にオウムの観察処分を決定。アレフに改名後も3年ごとに処分更新を繰り返してきた。訴訟では、15年1月に5回目の更新が決まった観察処分の是非が争われた。

 17年9月の一審東京地裁判決は、アレフが教祖への帰依を深めているなどとして観察処分を適法と判断。二審東京高裁も「オウムと同一性がある」と認めた。