特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)が関わったとされる一般市民襲撃4事件で、殺人と組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)などの罪に問われた会ナンバー2田上不美夫被告(64)の被告人質問が30日、福岡地裁であった。田上被告は、1998年の元漁協組合長射殺事件に「一切関与していません」と述べ、改めて起訴内容を否定した。

 被告人質問は四つの事件ごとに進められ、元組合長射殺事件から開始。この事件では実行犯が有罪となった一方、田上被告はいったん不起訴処分となり、再度起訴された。会トップの総裁野村悟被告(73)への質問は31日に行われる予定。