カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を巡り、長崎県が7月中に予定していたIR事業者の公募開始を延期する方針を固めたことが30日、県への取材で分かった。国の基本方針の策定遅れが理由。県はこれまで公募開始時期を「今夏ごろ」と想定し、県議会に対し7月末にも着手すると説明していた。

 国はIRの整備に関し、新型コロナウイルスの影響などで、来年1~7月の予定としてきた自治体からの申請受付期間の延期を検討。中村法道知事は21日の会見で公募開始の延期の可能性に言及していた。

 県の担当者は「国の動向を見守り、今後の公募開始時期を判断していきたい」と話している。