今年上半期(1~6月)に全国の警察が認知した刑法犯の件数は前年同期より5万6010件少ない30万7644件(15・4%減)だったことが30日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。戦後最少を更新した昨年を下回るペースとなっている。

 同庁の担当者は「防犯機器の向上に加え、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛でひったくりなど街頭での犯罪が大きく減ったことが影響したとみられる」と分析している。

 警察庁によると、路上強盗や自転車盗など屋外で起きた「街頭犯罪」は計9万9573件(22・4%減)。緊急事態宣言が発令された4月は1万5050件(31・8%減)だった。