【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は29日、金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利を年0~0・25%に据え置き、事実上のゼロ金利政策を継続することを決めた。新型コロナウイルス感染症の大流行に伴う景気の下支え対応で、量的緩和も当面維持する。

 FOMC終了後の声明で「経済活動や雇用は幾分持ち直したが、年初と比べ依然として低い水準だ」と指摘した。パウエル議長は「ここ数週間、感染者の増加と抑制策が経済活動を押し下げ始めている兆候がみられる」と述べ、6月中旬以降、景気回復が鈍化していると警戒感を表明した。