政府の観光支援事業「Go To トラベル」の割引予算が大手の旅行業者に重点配分されることが29日、分かった。2019年度の旅行取扱額に基づいて業者ごとの配分枠を計算するためで、配分が少ないと商品の販売に影響する。中小業者は人気の高いパック旅行も扱いにくく「不利だ」といった声が出ており、中小にも配慮する工夫が求められそうだ。

 事業予算は全体で約1兆3500億円。うち事務局への委託費(契約時点で1866億円)を除いた額が割引原資となる。国内の旅行業者は中小規模の業者が大半を占める。このため配分枠が小口になり、業者によっては早期に枠を使い切る可能性がある。