クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた新型コロナウイルスの集団感染は、船内で多くの人が集まる娯楽やレクリエーションの場で拡大した可能性があるとの研究結果を、国立感染症研究所のチームが米科学アカデミー紀要電子版に29日発表した。

 乗客乗員の検体に含まれるウイルス遺伝子の分析結果。2月に横浜港に入港して船内隔離が行われた後にも散発的な感染が起きたが、集団感染の主なきっかけになったのは検疫前に船内で催されたイベントだったとみられる。

 チームがPCR検査で陽性となった148人の検体を調べると、多くでウイルス遺伝子の特徴が似ていた。