【台北共同】台湾の民主化を推進した李登輝元総統(97)の病状が悪化し、蔡英文総統や頼清徳副総統、蘇貞昌行政院長(首相)らが29日、台北の病院を訪れて見舞った。李氏は2月8日に自宅で牛乳を喉に詰まらせて体調を崩し、肺炎などをこじらせ半年近く入院生活を続けている。

 蔡氏らは李氏の家族とも面会し、医師団から治療状況の報告を受けた。病院側は台湾メディアに李氏の病状は厳しいとの見解を示した。新型コロナウイルス感染への警戒から、訪問者は厳しく制限されているという。病院のロビーには朝から多くの報道陣が詰め掛けた。