停滞する梅雨前線や低気圧による大雨で、最上川の4カ所で氾濫が起きた山形県では29日、住宅への浸水や河川の被害が次々と明らかになった。県と大石田町によると、床上、床下を含め少なくとも住宅206棟に浸水被害が出た。

 28日以降、道路の寸断などで5市町村の一部地区で計380世帯、1011人が一時孤立したが、随時解消した。避難者は29日朝時点で2438人に上った。

 国土交通省新庄河川事務所によると、4カ所の氾濫は治まり、出水は止まった。県によると、最上川を除く県内41河川の44カ所で堤防から水があふれるなどした。