【イスタンブール共同】トルコ国会は29日、会員制交流サイト(SNS)の事業者に対する規制を強化する法案を可決した。与党、公正発展党(AKP)が提出、罰則規定もある。エルドアン大統領は「完全にコントロール下に置く必要がある」と主張、政権批判を抑える狙いがあるとみられる。表現の自由が制限される恐れが懸念されている。

 トルコでは16年のクーデター未遂事件以降、政権に批判的な報道機関が相次いで閉鎖され、主要メディアの政権寄り姿勢が強まった。SNSは独立系のニュースや批判の声を伝える数少ない場となっている。最近ではエルドアン氏の親族に対する中傷も問題化していた。