絶滅危惧種のニホンウナギの稚魚で、高値が付くことから「白いダイヤ」とも呼ばれるシラスウナギを不正に香港に持ち出そうとしたとして、大阪府警は29日、関税法違反(無許可輸出未遂)の疑いで、指示役とみられる大阪府泉大津市、自称無職坪田利昭容疑者(59)と運び屋の40~73歳の男ら計7人を逮捕した。

 シラスウナギは限られた資源を保存するため、国によって採捕量が制限されており、摘発は近年では異例。ただ、今期は各地で数年ぶりの豊漁で余剰が発生しているという。坪田容疑者らは過去にも香港への渡航記録があり、府警は組織的に不正な持ち出しを繰り返していたとみて詳しく調べる。