【北京共同】中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)は28日、年次総会を開いた。新型コロナの流行を受けてビデオ会議で実施。中国の習近平国家主席は開幕式で演説し、新型コロナの経験を踏まえ「AIIBが多国間主義による協力の新たなモデルになるべきだ」と訴えた。総会は29日まで。

 総会に合わせた理事会で、現職の金立群氏が次期総裁に再選された。元中国財政次官の金氏が今後もAIIBを率いることで、中国は新興国を中心に影響力の拡大を狙うとみられる。

 習氏は持論の「人類運命共同体の構築」にも言及し、AIIBがそのための土台となるべきだと強調した。