【シドニー共同】環境保護団体、世界自然保護基金(WWF)オーストラリア支部は28日、同国で今年2月ごろまで約半年間続いた森林火災で死んだり、生息地を追われたりしたコアラやカンガルーなどの野生動物が計約30億匹に上るとの中間報告を発表した。「衝撃的だ。現代史上、野生動物の災難としては最悪規模」と指摘した。

 シドニー大など国内の大学研究者が協力し、日本の国土面積の約3割に相当する1146万ヘクタールを火災の影響地域として調査。被害を受けたのは、哺乳類が1億4300万匹、爬虫類が24億6千万匹、鳥類が1億8千万羽、カエルが5100万匹と推計した。