中国が3隻目となる新型空母の建造を加速している。昨年、空母開発を巡り競争してきた二大造船企業の合併を実現。技術面で協力が進む一方、人事面では習近平国家主席に近い人物が抜てきされた。習指導部にとっては戦力、指導力の強化の一石二鳥を狙った形だ。米中対立が激化、南シナ海でも米軍が空母を派遣して中国の海洋支配へのけん制を強める中、空母増強は喫緊の課題だ。

 軍関係者によると、3隻目は排水量8万トンと大型で、上海の江南造船で建造。艦載機を発進させるため最新鋭の電磁式カタパルト(射出機)を装備。従来の2隻はスキージャンプ式の甲板で離艦するタイプだった。(上海共同)