シャープは28日、東京国立博物館で、超高精細の70型8K液晶パネルを使って重要美術品の茶碗を鑑賞するシステムの実証実験を報道陣に公開した。実物を模した「茶碗型コントローラー」を手に持って操作することで、画面に表示された3Dの茶碗画像が回転したり、拡大したりする。

 「8Kで本物に触れる」をテーマに開発した。細部まで再現できる8K画像を活用することで臨場感が高まるといい、疑似的に触れる体験を通して文化財の魅力を伝える狙いがある。

 再現した茶碗は、16世紀に朝鮮半島で作られた重要美術品「大井戸茶碗 有楽井戸」。断面のほか、色や来歴に関する解説も表示される。