トヨタ自動車が、若手の技術者らを東海3県の中小企業などに無償で派遣する新たな研修制度を8月に導入することが28日、分かった。自社で培った技術やノウハウを生かし、新型コロナウイルス流行の影響を受けた企業を支援する。社外で経験を積ませ、新たな製品やサービスの開発などにつなげることへの期待もある。

 社外との交流機会が少ない自動運転などの先端技術を手掛ける部門が対象。10~15人を選出し、トヨタでの勤務と並行して約3カ月間支援に当たらせる。派遣先はNPO法人「G―net」(岐阜市)と選ぶ。

 トヨタは、社会の課題やニーズをくみ取る力を養う機会として活用する考えだ。