三重大は28日、バイオベンチャー「バイオコモ」(三重県菰野町)や米製薬会社「メディシノバ」と共同で、鼻から噴霧するタイプの新型コロナウイルスのワクチン開発に取り組むと明らかにした。既に動物実験で効果が認められたといい、安全性などを確認した上で臨床試験を進め、数年以内の実用化を目指す。

 バイオコモや、野阪哲哉・三重大教授(ウイルス学)によると、開発するワクチンは、新型コロナに特有のタンパク質などを、体内で増殖しない無害な別のウイルスに付け、鼻に噴霧して接種する。鼻への噴霧は注射に比べて簡単で、利便性が高いという。