京都の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の嘱託殺人事件で、ALS患者の林優里さん=当時(51)=が、自身の死後の手続きを記した父親宛ての「遺言書」を作成していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。事件当日に向けて決意を固め、家族や関係者に負担を掛けないよう入念に準備を進めていたとみられる。

 捜査関係者によると、「葬儀はしなくていい」「貯金は事後処理に使ってほしい」という趣旨の内容が書かれていた。事件が起きた昨年11月に近い時期に書かれたとみられ、父親の手に渡っていた。