防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は27日、約2千の地震データを学ばせた人工知能(AI)を用いた揺れの新しい予測手法を開発したと発表した。過去の地震データからつくった予測式と組み合わせる2段階方式で、データが少ないため苦手にしてきた震度7級など非常に強い揺れでも予測精度が向上した。

 開発を担った久保久彦研究員は「地盤の構造など、複雑多様な情報をAIで解析できる」と利点を強調している。

 大量のデータを読み込んで傾向を明らかにする「機械学習」という技術で、1997~2015年に国内で起きた地震の揺れのパターンをAIに学習させた。